肥満とストレスは痛風にどんな影響を与える?
運動することの大切さ
毎日の適度な運動は尿酸値の高い人には特に大切です。とはいえ、激しい運動は逆効果なので注意が必要です。
毎日の暮らしの中で突然運動をしろと言われても難しいかも知れません。できれば水泳やウォーキングなどをはじめるに越したことはありませんが、どうしても出来ないという人はどうしたらよいのでしょうか。
私の場合は仕事が終わった後やお風呂に入る前や後、仕事の合間などに簡単なストレッチをするようにしています。仕事中に眠くなるときなどは目を覚ます効果もありますし、ストレッチは案外体を動かすものですので、おすすめです。
運動別のカロリー消費一覧も参考にして下さい。
肥満体質とダイエット
肥満体質の人が体重を落とすことで尿酸値が下がることはよく知られています。必ずしも肥満であれば尿酸が高いというわけではありませんが、殆どの場合はその傾向が強いのです。
ダイエットをした後に尿酸値が下がることが多いため、痛風の予防に運動は効果的であると共に、食生活の見直し、暴飲暴食をやめることが大切です。
ストレスも関与する
暴飲暴食の原因がストレスにある場合は、食べる・飲むという行為だけを強制的にやめようとしても恐らく上手くいきません。ストレスを解消しなければまた同じことが起きてしまいます。
ストレスを解消するにはいくつか方法がありますが、その一つが運動。そして、次はゆっくりと呼吸することです。
仰向けになって寝て、ゆっくりと息を吸います。そしたら次にまたゆっくりと吐き出してみます。この動作を10分ほどおこなってください。日頃の悩みなども全て洗い流すようなイメージで行うとよいと思います。
元々ストレスとは現時点と目標の差から来ることが多いのです。例えば、仕事であれば今日中にお客様に見積もりを届けなければならない場面があったとします。
しかし、今日は時間的に出来ない場合、ストレスが生まれます。現実と目標(見積もりを届けること)の差がストレスを生んだわけです。
時間に追われるのではなく、時間を上手に使う、全て前倒しで物事をすすめる工夫を日頃から行えるようになればストレスは軽減されます。ストレスは時間というモノに大きく関わっているのです。