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尿酸とプリン体とは
ここでは尿酸、そしてプリン体についてご説明したいと思います。
尿酸とは
痛風の話をするのに尿酸のことをご説明する必要があります。痛風とは尿酸値が必要以上に上がることから関節などの痛みを引き起こす病気です。
その尿酸とは一体どんなものなのでしょうか?
尿酸はプリン体と呼ばれる物質が最終的に分解されてできる、いわば排出物です。ではその尿酸に深く関係するプリン体についてもう少し理解を深めて見ましょう。
プリン体とは一体何者?
プリン体が分解されると尿酸になりますが、プリン体はどのようにして出来るのでしょうか。
人の体には60兆もの細胞から出来ていますが、その細胞に含まれる核の重要な成分である核酸こそがプリン体の元になっている物質です。
核酸は新陳代謝によって古い細胞が分解され、プリン体となるのです。このプリン体が分解されてできた尿酸が体内で増加してくると固まりとなって関節部分などに炎症を起こす(痛風の)原因になるわけです。
プリン体は食品にも含まれているが・・・
尿酸の元となるプリン体は実は体内でつくられるだけではなく、私達が日常口にする食品にも含まれています。
とはいっても食事から取り込むプリン体は体内で作り出されるプリン体に比べて圧倒的に少ないため、食事のみを制限しても体内のプリン体をコントロールするには不十分と言えます。