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水分と塩分について / 痛風対策
水分は十分に取る
尿酸値の高い人は特に十分な水分補給を日常的に行う必要があります。
水分が不足すると尿酸値が上昇してしまいます。尿酸は最終的には尿と一緒に排泄されますので、尿を排泄する量が増えれば尿酸もへることになります。仕事の合間、就寝前と起床後などは水分を補給してください。
睡眠中も私達は汗をかきます。汗をかけばその分水分補給が必要です。また、ジュースなどで水分を補おうとするとカロリーが増えてしまうので注意が必要です。
ビールの飲みすぎには注意!
ビールは日本酒の4倍から5倍のプリン体が含まれています。焼酎に比べると100倍以上ものプリン体が含まれているため、できれば控えるか、そうでなければ少量にとどめておいた方が賢明といえます。
暑い夏にゴルフをして、ハーフが終わって飲むビールは美味しいからやめられない!という人もいるかも知れません。しかし、暑い夏のゴルフは汗をかいて水分が不足し、尿酸を排泄に難い状態になります。そんな時のビールはできるだけ避けたいものです。
塩分のとりすぎは避ける
痛風患者の多くは高血圧である場合が多く、痛風と高血圧が合併すると腎臓に多くの負担がかかってしまいます。
それを避けるためにも日頃から塩分を取り過ぎない工夫をしましょう。薄味を心がけることは第一ですが、ラーメンのつゆはのまない、味噌汁は飲みすぎない、減塩の味噌などを使うことも必要です。
また、塩分がなくてもハーブやスパイスといったものを使って味を調えれば美味しい料理になると思います。