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痛風は女性でも発症する
痛風というと女性よりも男性・・・というイメージを持っていませんか?痛風は「贅沢病」などとも言われ、年齢が高い人で男性で、贅沢な暮らしをおくっている人・・・という間違ったイメージを持つ方が多いのも事実です。
しかし、今では贅沢病では決してないことが分かっています。では女性は痛風を発症することがあるのでしょうか?もしあるとすればその理由とは?今回はそんな点を見てみたいと思います。
痛風の原因と女性のケース
痛風は女性でも発症します。しかし、結論から言えば、痛風は男性(30代が多い)に多いのが特徴で女性の場合は92年と少し前のデータになりますが、東京女子医大が行った調査によると全体の1.5%という数値でした。
つまり100人いたら女性の痛風患者は1人か2人程度しかいないわけです。その理由も分かっています。それは痛風の原因となる尿酸の血中レベル(濃度)が女性よりも男性の方が高いからです。
そのため、女性が痛風になるのは非常に稀ではあります。それでも女性が痛風になるケースも勿論あります。また、女性が痛風になりにくい理由は女性ホルモンが関係しています。閉経前の女性の場合、女性ホルモンの分泌によって尿酸値は上がりにくくなります。
しかしながら、閉経後は女性ホルモンの分泌が減少し、尿酸値は逆に増加します。