痛風と運動について

痛風では尿酸値をコントロールすることが治療では大切です。今回は運動と尿酸値の関係についてみてみたいと思います。

ストレスはやはり痛風には大敵ですが、そんなストレスを解消するには運動が非常に効果的です。

同じように尿酸値を下げるにも運動が効果的です。

しかし、やり方を間違えると、かえって数値を上げてしまうことがあります。ではどんな運動が数値を上げるのでしょうか。

それは、無酸素運動と呼ばれるタイプのものです。無酸素運動とは、要するに激しい運動と思って下さい。たとえば、筋力トレーニングや全力疾走などがそれに当たります。

また、バスケットボールやサッカー、テニスといったハードなスポーツも尿酸値を上げてしまうことがあるので、注意する必要があります。

逆に数値を下げてくれる運動もあります。

それが有酸素運動と呼ばれるものです。ウォーキングや軽いジョギングなどがそれに当たります。ランニングも息が切れるような走り方は駄目ですが、ゆったりとしたペースであれば効果的です。

そのペースの目安は会話をしながら走れること、鼻歌を歌いながら走れるペースです。

ただし、痛風の方が運動をする場合はまず医師に相談してみることが大切です。